現役マーケッターだから気づく、やってはいけない「効果測定3つの間違い」


購入まで時間のかかる商品は要注意

あなたの販売している商品の「平均成約期間」は、どのくらいかすぐに言えるでしょうか?
平均成約期間とは、最初にアクセスした日から商品を購入するまでの期間のことを指します。

この期間の長さによっては、効果測定ツールが役に立たなかったり、活用の仕方を変える必要が出てきますので、注意が必要です。

 

購入まであまり時間のかからない、比較的安価な商品を扱っている場合、さほど影響はないでしょう。 しかし1万円以上の少し高額な商品を扱っているなら、注意すべき点があります。

それは、お客様はアクセスしてすぐには商品を購入しない、ということです。

当たり前のようですが、これは効果測定ツールを活用する人にとっては、とても重要なことです。

 

例えば、4月にアクセスしたお客さまが、5月になって商品を購入したとしましょう。成約期間は約1ヶ月ですね。

同じ頃、5月にアクセスしてすぐに購入したお客様もいたと仮定しましょう。
これで5月の成約は、合計2件になりました。

5月のアクセスは1件で成約が2件だから、成約率は200%・・・!?

 

おかしいですよね。

こうなってしまう原因は、「その月のアクセス数と成約数だけを見て成約率を算出しているから」です。

本来ならば、4月で1件、5月で1件、とカウントすべきですよね。
そう、あくまでアクセスした日をベースに効果測定をしなければなりません

 

ほとんどの効果測定ツールは、ここまで考慮されていないのが実情です。
お客様は、アクセスしてすぐには購入するとは限りません。
ですから、単純に「5月のアクセス数÷5月の成約数=5月の成約率」という計算をしてしまうのは、実は大きな誤りなのです。

システム的にはこの計算方法は単純で簡単ですし、分かりやすいです。
しかし実際にマーケティングに活かせるか?と言えば、これでは全く役に立ちません。

 

効果測定アドチェックは、現役マーケッターが開発に携わっているため、このような細かい点まで見逃さずに作り込んでいます。 このような4月にアクセスして5月に購入に至った場合、あくまで「4月分の成約」として計算しています。

このようにすることで正しく効果測定ができ、それではじめて実践に活かせるのです。

 

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